３０秒感想：インディードにみる転職業界のＡＩによる変革について

今回のテーマは、テクノロジーによる影響力についてです。

「リクルート「転職は1秒で」　インディード軸にAIで変革　ビッグBiz解剖 上」（2023.03.14　日本経済新聞・有料会員限定）はこちら

テクノロジーの発達により様々な産業に影響を及ぼしていますが、教育業界においても同様に今まで取り上げてきましたDX化が個別最適学習への波及力も今後ますます拡大していきそうな勢いではあります。

今回の日本経済新聞の記事ではリクルートホールディングスが買収し、もはやメイン事業となっているといっても過言ではない「インディード」が取り上げられています。記事の標題にもなっていますが、もはや転職活動も１秒で候補が出てくる時代ですから、高校生・大学生の就職活動にも影響が出てくることはもはや当然の帰結なのかもしれません。単純に考えて利用者（転職・就職活動においては求職者ですね）が多い方がデータが多くなりますので精度も上がっていきますし、求職する方も人材を求める方もどちらにとってもマッチングの精度が高い方が後々有難いことは確かですよね。就職してみたものの、やはり合わなかったので退職せざるを得なかったというのはよく聞く話し。それも事例を多く蓄積したＡＩによるマッチングの精度が向上していけば、離職者の数そのものが減少していくと容易に予測できます。
いやいや就職活動って複雑なプロセスがあって始めて成就するものであってそんな簡単な話ではないよという印象を受けられた人も上記の記事を是非ともご覧ください。リクルートホールディングスの出木場ＣＥＯの信条は「世の中をシンプルに」ということのようですので、そのトップが仕上げた仕組みはシンプルなんだと思いますよ、きっと。
出来れば、テクノロジーの発達（まぁ、何事においてもそうなのですが）においては、柔軟な姿勢と視点を持って、対応していきたいものです。デジタルとアナログの二者択一ではなく、止揚してもっと便利でより高い効果のある仕組みを構築していきたいものです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

（参考記事）