今回のテーマは、新しいキャリア教育へのアプローチについてです。

「【AlphaDrive × ガイアックス】全国の中学校・高校50校を対象に「はたらく部 × 起業ゼミ」探究学習プログラムの無償提供を開始」(2023.02.14 PRTIMES)はこちら

上記のプレスリリースを見て、新しいキャリア教育が既に展開されていたことに驚きました。

まず、はたらく部とは、株式会社アルファドライブ株式会社NTTドコモ 39worksが運営する「バーチャル空間で現役社会人コーチと同世代の熱い仲間と社会について考えを深める中学生・高校生向けキャリアのオンライン部活」のことでして、私の理解としては、学校だけの閉じた空間での学びだけでなく、外部の人材も活用した部活動との認識です。しかもそれがその名の通り、実際に働いている社会人がコーチとなってオンライン上で接点を持つことが出来るというもの。今までのキャリア教育と言えば、就業体験(今でも使用されているのかは定かではありませんが)で実際に会社を訪問し、与えられた仕事を体験することがメインとなっていたかと。それ自体は決して無駄ではなく、その場で五感で感じとることはすごく重要なことだと思っています。ただ、そこにはどうしてもやらされ感を持ってしまいがちなのもままあることでして。はたらく部の場合、部活動ですので自らが参加する意思のある方に限定されているはずですので、やらされ感についてはほぼないはず。

その上で、株式会社ガイアックスが運営する企業ゼミと連携して相互に補完しあうプログラムを提供するとのこと。

プレスリリースにも記載がありますが、学習指導要領の改訂に伴って、外部と連携した教育のハードルがどんどん下がる中で各社が質の高い教育プログラムの提供を始めています。学校によってはそれどころではないという環境もあるかもしれませんが、キャリア教育は確実に求められていますし、学習効果の面でも高いはず。探究学習との親和性も高そうですし。

今回、50校を対象に無償提供ということですので、その検証結果にも注目しつつ、大学からだけでなく、中学校・高等学校段階からのキャリア教育のプログラムにも注目していきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)


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