本日のテーマは、3月9日にプレスリリースされていました同志社大学で導入されることになるキャリア教育プログラムについてです。

「同志社大学の学生向け、産学連携キャリア教育プログラムを提供開始」(2022.03.09 PRTIMES HP)はこちら

詳細は、上記の記事をご確認いただきたいのですが、同志社大学政策学部風間ゼミに所属の学生を対象にしたキャリアに関する調査から、学生が自身のキャリアに対して具体的なイメージを描けていないことが判明したことを受け、キャリア教育サービスを提供している株式会社Blueberryが賛同企業と共に新たに教育プログラムを開発するというものです。

Blueberryは、「「教育は未来をつくる」をスローガンとし、社会の第一線で活躍する大人たちと学生をつなぐことで、教育を受けて社会に旅立った大人が教育へ還元する場を作ることをビジョンに」掲げている事業者で、主に小中学校向けのキャリア教育プログラムを提供しています。勿論、大学と組んで開発するということですから、「経済産業省が主催する2021年度キャリア教育アワードにおいて最優秀賞・経済産業大臣賞を受賞」という実績があるわけでして、これから初等中等教育課程だけでなく、高等教育課程にも進出することは視野に入っていると思われます。

で、私がこのプレスリリースを見て真っ先にリンクしたのは、溝上先生が日本記者クラブで公表されていました大学生の発達に関する意識に関する調査(河合塾と合同実施)です。この調査では、キャリア意識の醸成は大学生になってからでは遅く、少なくとも高校2年生頃までに意識させることが有効であるとの結果が示されています。

そういった観点からもBlueberryのアプローチは理にかなっていて、やはり初等中等教育課程からキャリア意識を醸成していくことが有効だということですよね。出来れば、同志社大学をプロトタイプとして各大学のスタンダードになっていくことを望みます。勿論、小中学校でも。

最後までお読みいただきありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)

カテゴリー: 大学

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