10月22日に魅力ある地方大学の実現に資する地方国立大学の定員増の選定結果が公表されており、申請件数が2大学、採択件数が0大学とのことでした。

 残念ながら、申請した大学名及び申請内容はは非公表のようですので、詳細は分かりません。

 ですが、公募要領では申請の要件は明確に示されていますので、選考基準は明らかです。

要件は以下の5点。

  • 定員増の趣旨・必要性について

定員増に見合うだけの需要があるかどうか(地域の進学状況や産業界の人材需要)

  • 地域連携における緊密な連携について

地域連携プラットフォームが構築されているかどうか

  • 定員増を伴う学部等の特色ある教育・研究の取組について

学部がその地域に見合った特色となっているかどうか

4.取組を持続的に実施する上での学長のリーダーシップ・ガバナンス体制、資金・人事計画、地域の参画について

学長にリーダーシップがあり、地域との連携が構築されているかどうか

  • 中期的なKPIについて

アウトカムベースでかつ検証可能なKPIが設定されているかどうか

正直、要件が多いですが、国立大学に定員増を認めるということはそれだけハードルは高いということです。公立大学も私立大学もありますからね。今後も申請する大学が出てくると思われますので、その際には是非とも申請内容を公表していただきたいものです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。


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