少し前のニュースリリースですが、かのBBT大学ではいよいよ事務系のAIを開発した模様で、教務AI 「BioLa」が始動しているようです。

「100%オンラインのBBT大学、EdTechで教務AI 「BioLa」を開発 学生のモチベーション低下を予知して、教務スタッフが未然に防ぐ」(2022.02.02 株式会社ビジネス・ブレークスルーHP)はこちら

結論から申し上げますと、「「BioLa」の開発・運用により「学生への学習サポートの適切なタイミングの把握」や「学生のすべての履修科目の進捗状況の把握」等を最適化すること」が出来るそうで、さらに課題解決方法の提案をAIが担うところまで持っていくとのこと。こうなると、単なる情報の収集・分析でとどまっていた学習支援が、もしくは教員の個の能力に依存していた学習支援が、個別最適に実施されるということを意味し、まさに次世代の教育機関への第一歩と言えるのではないかと思いました。言い過ぎですか。

そのためにもBBT大学が行ったように大量の学習履歴データをAIに学習させることが必要となり、そのためのデータセットも必要となります。その上で、入学してきた学生への最適解の提案を行っていくというレベルに上がっていくのだと予測されますので、それに対応できる人材の採用・育成が必要となってきます。いや、エクセルが出来るという意味ではないですよ。出てきたデータをきちんと理解できる人材という意味です。それはとりもなおさず、意思決定者の能力も問われているわけですから、皆さん、須らくDX人材になっていく必要があります。学生だけではないですよ、ホント。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

カテゴリー: 大学

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