野口聡一氏が立命館大学の学長特別補佐に就任したという今回の報道。

「元JAXA宇宙飛行士の野口聡一氏が学長特別補佐に就任」(2023.12.01 立命館大学)はこちら

これに先立って、7月には「立命館大学宇宙地球探査研究センター」(ESEC)が設立されており、その研究顧問にも就任されています。就任の挨拶では、立命館大学は小学校から大学院まで幅広い教育課程を有していますので、その可能性にも言及されています。

ということで、そう言えば、宇宙飛行士という稀有な職業の方々と大学ってどれくらい繋がりがあるのだろうかと調べてみることに。

まず始めは、向井千秋氏。

向井千秋氏(東京理科大学スペースシステム創造研究センター)はこちら

そもそも宇宙飛行士という職種に就こうとしている時点でかなりなハイスペックな能力を有していますので、大学教員になっていてもおかしくないなぁと思っていましたら、やはり。2015年より副学長に就任(翌年からは特任副学長)され、後進の指導にあたられているようです。

「宇宙飛行士・向井千秋氏、宇宙視点の「デュアル開発」が革新呼ぶ」(2023.06.14 日経ビジネス)はこちら

続いては、土井隆雄氏。

「教員コラム<土井隆雄特定教授>」(京都大学)はこちら

2016年から京都大学の教員として赴任し、現在の所属は、有人宇宙学研究センター。宇宙での樹木・木材の利用法を研究されているようです。

「元宇宙飛行士・土井隆雄氏が挑む「木材使った人工衛星」の意義」(2023.09.28 ニュースイッチ)はこちら

いずれの宇宙飛行士の方もそのバックグラウンドから学生への社会的還元を目指されており、とにかくパワフルな印象を受けました。宇宙空間で生存するという活動自体がパワフルでないと務まりませんから当然と言えば、当然ですが。そういった方たちと触れ合うことで学生も触発されて、自身の挑戦へと向かっていければ、理想ですよね。もっと広範な活動をされることで更なる知の共有がなされていくことに期待したいところです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)


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