ネーミングライツと言えば、お住いの地域の自治体のスタジアムや体育館の名前が企業名を冠とした名前となっている事例を思い浮かべていただけると分かりやすいと思われます。
今回採り上げるSky株式会社につきましては、数々の大学とネーミングライツに関する契約を締結しているようです。
「<名城大学初の大学施設命名権>Sky株式会社と名城大学が、ネーミングライツに関する契約を締結しました」(2023.11.06 Sky株式会社)はこちら
調べてみますと、名城大学の他にも中京大学・岐阜大学・名古屋大学・北海道大学・京都工芸繊維大学・東京工業大学・神戸大学・お茶の水女子大学・九州大学・大阪教育大学とも昨年から今年にかけてネーミングライツに関する契約を締結しています。
Sky株式会社がここまで大学との連携へ進出するのは、当然のことながら事業との親和性の高さ故でしょうが、今後の大学における教育プログラムへの取組みが加速していくと思われますので期待したいところです。
そう言えば、ネーミングライツとまではいかないまでも横浜市立大学の広告掲載に関する事業は公立大学だけでなく私立大学でも実施可能ですから、各大学とも大変参考になるのではないかと。
「公立大学法人横浜市立大学広告掲載要綱」はこちら
今もされているかもしれませんが、この事業の導入初期は他大学からの見学を有料で実施されていた記憶があり、よほどマネジメント能力の高い方が先導されているのだろうなぁと感心して見ていた記憶があります。
というわけで、そもそもネーミングライツと起点とした産学連携についてまとめたレポートがありましたので、最後にご紹介いたします。
「ネーミングライツで広がる産学連携の様々なカタチ」(2023.02.15 産学官連携ジャーナル)はこちら
なるほどなぁと唸ってしまいました。地方の中小規模の大学としてはそもそもそのような企業の発掘からスタートとなるとは思いますが、先行事例を研究しておくことは新しい施設を建てる際にも有効となるのではないかと思われます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
(参考記事)
1件のコメント
大学施設で「ZEB」が広がっています(大阪大学) – 大学よもやま話 · 2023-11-24 11:46
[…] 大学施設のネーミングライツ事業が拡大しています(名城大学) 大学ではハイフレックス授業対応の校舎が続々建っています 30秒感想:再生可能エネルギー100%キャンパス カテゴリー: 大学 タグ: ZEB国立大学大阪大学 […]