今年ももうすぐで2月に入りますので、受験シーズン突入です。
文部科学省が恒例の出願状況の中間集計を公表しています。
「【各大学の倍率一覧】国公立大の2次試験出願、文科省が中間集計発表」(2024.01.26 朝日新聞)はこちら
ここで注目は、山口県の周南公立大学。もともと私立の徳山大学でしたが、公立化により周南公立大学として生まれ変わりました。今回の中間集計では、前期後期ともに高い倍率の大学として記事に取り上げられていますので、公立化の好例と言えるのではないでしょうか。
ここ数年で私学経営の厳しさは増すことは文部科学省の推計からも明らかですので、公立化への転換を検討する大学は増えてくることが予測されますし、実際に地元自治体へ公立化を要望する大学が出現しています。
周南公立大学の場合、学部学科構成の見直しもしていますし、立地も含めて検討した結果の好例ですので、他の公立化を検討している大学も先行事例として研究しておきたい事例のひとつですね。
あと、気になる点は、東京都立大学や大阪公立大学はそれほど倍率は上がっていないようで。無償化の影響でもっと志願者が増えそうな予感もしていたのですが。受験生と保護者はもっと違う軸で見ているのかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
(参考記事)
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