英語が母国語でない私にとって、Uncharted (アンチャーテッド)は馴染みのないワードでして、まずは何という意味だろうから入りました。視聴後に意味を調べますと、「海図にない、未踏の、未知の」という意味でして、当然と言えば、当然ですが、この物語にぴったりの題名。ちなみに「chart」は「海図、水路図、図表、グラフ」などの意味がありまして、その逆の形容詞です。

そして、この物語、そうとう有名なゲームが原作のようで、下の公式ページによると、「2007年の第1弾発売以降、全世界のシリーズ累計売上数は4170万本を超え、2009年にはゲーム界のアカデミー賞とも呼ばれる“AIASゲーム・オブ・ザ・イヤー”を受賞」というそうそうたる実績を持っているゲームだそうです。道理で世界観に至るまでのプロセスが省略されているなぁという印象を受けました。加えて、次回作がありそうな雰囲気も醸し出しています。

主人公のネイサン・ドレイク(通称:ネイト)にはあのスパイダーマンシリーズのトム・ホランドが演じていて、キャラクターも勿論ですが、アクションも是非注目していただきたいところです。一部PR動画みたいになっていますが。物語の筋としては少々、粗目ですが、それでも最後まで強引に持っていっており、飽きさせません。主人公の兄と仲間(?)だったサリーと手を組む動機が少々腑に落ちないところもありましたが、ネイトとサリーのやり取りは軽妙で瀟洒でもあります。

ゲームが原作なだけあって、その世界観を大切にしているのだとは思いますが、登場人物はどなたも濃いめです。見た目も。でもそれだけ濃いめでなくては50億を狙わないなとも思わせてくれます。

次回作にも期待しつつ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

映画『アンチャーテッド/Uncharted』2022


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