本日のテーマは履修管理のSNSについてです。

「学生向け履修管理SNSを運営する「ペンマーク」、シリーズBラウンドにて前澤ファンドより累計約10億円となる資金調達を実施」(2022.07.12 PRTIMES HP)はこちら

履修管理のSNS自体を認識したのが上記のプレスリリースなのですが、コロナ禍前の2018年11月にはリリースされているようでして、当初の主な機能は「時間割」だったようです。興味深いのは時間割をベースに「アプリ上で同級生とコミュニケーションが取れる機能を提供」していることで、コロナ禍で一気に浸透したようです。それはそうですよね。通常であればサークルなどの新歓コンパで先輩から授業選択のアドバイスを受けれるというインフォーマルの機能が全てダウンした状況において、この「Penmark」の機能は大学生にとっては救世主に思えたのではないでしょうか。既に「累計インストール数が50万を突破、対象大学を4,000校(※2)に拡大しており、慶應義塾大学では学生の約90%のシェア」を占めているようですから、その浸透度は圧倒的ではないかと。

その先進性と将来性に着目して、前澤ファンドも出資しているわけですから、今後益々、浸透していき、拡大していくことが予測されます。機能を見ると、すごく学生目線の機能が備わっているので、もしや学生起業ではないかと思ったら、横山直明CEOが大学3年生の時に起業したとのこと。この先の展望としては大学生協の機能を目指すそうです。楽しみです。

一方で、SNSについてはセキュリティの課題もあるようで、1年前の記事ではありますが、下記のような指摘もなされています。

「「時間割アプリ」に警戒、甘い大学生の情報管理「リスク考えて」」(2021.05.16 サンケイビズ HP)はこちら

利便性とリスクはある面で表裏一体のところがありますので、選択をする場合は十分に注意して利用したいものです。

ちなみ「Penmark」の安全性については、下記のようなお知らせで周知されています。

「「Penmark」の安全性について」(2022.01.24  Penmark HP)はこちら

最後までお読みいただきありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

カテゴリー: 大学

1件のコメント

高校生が利用している新しいSNS(whoo) - 大学よもやま話 · 2023-08-16 11:35

[…] 1分間解説:履修管理のSNSが浸透しつつあります カテゴリー: 中学校・高等学校 タグ: SNSwhoo […]

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