見終わって一番最初に気になったのが、この題名。「ノー・ウェイ・ホーム」

帰り道がないってこと? 調べてみると、故郷へ帰れないという意味らしく。

【タイトルの意味は?】映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ってどんな意味?タイトルからわかること【歴代タイトルも考察】

それが見終わって分かって、何とも言えないというか、切ない気持ちになりました。関わる人が多ければ多いほど、その人たちの人生に影響を及ぼすことが多くなり、巻き込む形になっていきます。ヒーローものというメタファーでありながら、自身の人生に置き換えても然りな訳で、自分の選択が他の人の人生に大いなる影響を与えてしまっている。後から振り返ってみて分かるのであれば、仕方がないと割り切りも出来るでしょうが、明らかに影響を及ぼしてしまうと事前に分かってしまっていると二の足を踏んでしまうものです。その決断を18歳の段階でしなければならない。まぁ、遅かれ早かれ、事の大小はあるでしょうが、誰しもが通る道とは言え、決断の大きさに押しつぶされそうになります。主人公のピーターは今まではおそらく流されるがまま、ある種の高邁な正義感を胸に「親愛なる隣人」として人助けを行ってきたのでしょうが、今回の物語ではもう逃げ場のない選択に幾度も迫られます。

その都度、顔つきが変わっていき、大人の、そして本物のヒーローとしての顔つきに変化していくように私は感じました。前2作とは異なり、深いです。終わった後も胸にグッときます。出来れば、続編を。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

映画『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム/Spider-Man: No Way Home』2022


0件のコメント

コメントを残す

アバタープレースホルダー

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です