本日のテーマは、引き続き、インターンシップについてです。

「現大学2年生より、インターンシップのあり方が変わります! ~「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」を改正しました~」(2022.06.13 経済産業省 HP)はこちら

前回の最後に触れました「学生のキャリア形成支援に係る産学協働の取組の四つの類型」なるものをご存知でしょうか。これもきちんと定義されていまして、2022年4月18日に公表されています「採用と大学教育の未来に関する産学協議会 2021年度報告書」に定義があります。詳細は同報告書を是非ご覧いただきたいのですが、本当にポイントだけ抜粋すると下記のように分類されます。(私の勝手な解釈も含まれていますので、ご留意を)

類型 取り組みの性質私の勝手な解釈
タイプ1オープンカンパニー個社・業界の情報提供・PR業界研究の延長線
タイプ2キャリア教育教育就業体験の有無にかかわらず、自分のキャリアに関する気づきの獲得
タイプ3汎用的能力・専門活用型インターンシップ・就業体験 ・自らの能力の見極め ・評価材料の取得内容・期間ともにガッツリの適性判断プログラム
タイプ4高度専門型インターンシップ・就業体験 ・実践力の向上 ・評価材料の取得主に院生対象なんでしょうね

こう見ると、報告書でも明記されていますようにタイプ3と4がインターンシップと定義されるということでしょう。ただし、タイプ4は私の勝手なイメージですと医学部のインターンであったり、医療系学科の病院実習、教職課程の教育実習に近い印象があります。院生に限定されていますが。タイプ4については、「試行錯誤を踏まえ、今後判断」とありますから、これから様々なリサーチと検証がなされていくのでしょう。

ここまでを踏まえると、タイプ1については、ネットを通じて様々なチャネルがありますから、大学としては、タイプ2を充実させつつ、それを如何にタイプ3に繋げていき、学生が希望する職種に繋げていくかという点に力点が置かれていくことでしょう。

引き続きアンテナを広く持って、追っていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

参考記事

https://takayamaclub.matrix.jp/columns/career09/
カテゴリー: 大学

1件のコメント

30秒感想:日本リスキリングコンソーシアムが立ち上がりました - 大学よもやま話 · 2022-06-20 22:44

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