本日のテーマは、デジタルハリウッドが実証実験を始めたメタバース授業についてです。

「「メタバース」学習効果にどう影響?アバター生成・装着アプリケーション「beCAMing」を活用した専門学校と初の実証授業を開始」(2022.06.02 デジタルハリウッド HP)はこちら

「Web会議ソフトと一緒に立ち上げて授業に参加するだけ!オンライン授業のためのアバター生成&装着アプリケーション【beCAMing(ビカミング)】提供開始 デジタルハリウッド大学、キッズプレート、Pocket RD、三社協同開発で11月29日より学校向けサービス提供を開始」(2022.11.29 PRTIMES HP)はこちら

まず、「beCAMing(ビカミング)」についてですが、昨年の11月にプレスリリースされている内容をご確認いただければと思いますが、要は、「オンライン授業のためのアバター生成が簡単にでき装着できるアプリケーション」のことです。低いハードルでアバターを作成して、オンライン授業に活用しましょうと。ただ、個人的にはそんなにアバター生成に需要があるのかなと思っていました、正直。でも、上記の記事を読んで、腑に落ちたことがあります。それは、学生側からするとカメラオンのまま、長時間視聴することの精神的・肉体的なダメージ(ストレスとも言えます)。これ、私自身がセミナーを受講して、痛感したことでして、2時間ぶっ通しで受講した時には精魂尽き果てました。これを1時限から4時限まで受講したら、身が持ちません。真面目な学生であればあるほど、集中しますから、終わったらぐったりしているはずだと。翻って、教員側からすると、自宅を見せたくない、そもそも顔を見せたくないということでカメラオフの授業をしていると、ほぼノーリアクションですから、一方的にカメラに向かって漫談状態です。勿論、手を挙げさせたり、リアクションは取らせているでしょうが、これが一日何回も続くと教員も疲労困憊となることでしょう。

それが、アバターによる受講だと、受講側も講師側も双方のコミュニケーションがよりスムーズになる可能性がありますよね。日本テレビの番組「ぐるナイ」の企画「アバター大喜利」をご覧になったことがある方なら、なんとなく雰囲気が分かっていただけると思いますが、顔の印象で左右されないその人の本質がちょくちょく見えたりします。これってグループワークする時にも有効だと思われますので、盛り上がるのではないかと。

このデジタルハリウッドと専門学校との実証実験によってどのような学習効果が生み出されるのかは是非とも拝見したいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)

https://takayamaclub.matrix.jp/columns/DX12/

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