「地域活性化人材育成事業～SPARC～」申請状況について

本日のテーマは、「地域活性化人材育成事業～SPARC～」申請状況についてです。

「「地域活性化人材育成事業～SPARC～」申請状況」（2022.06.03 文部科学省 HP）はこちら

改めて、地域活性化人材育成事業（SPARC）の内容ですが、対象は、国公私立大学、タイプに分かれてまして、以下の通り。

タイプ① 学部等の再編を目指す取組　5件程度 200,000千円/年

タイプ② 高度な連携を目指す取組　　 4件程度 100,000千円/年

で、支援期間は、最大６年間。この期間の長さも異例ですよね。それくらい政策として学部再編、自治体との連携、地域連携を進めていきたいということです。

で、申請状況を見ますと、やはり、目につくのは既に連携の実績のある大学です。

具体的に言うと、タイプ①では、山梨大学と山梨県立大学は「一般社団法人 大学アライアンスやまなし」を既に設立していますし、令和2年度には「大学等連携推進法人」の認定も受けています。神戸大学は、「一般社団法人　大学コンソーシアムひょうご神戸」で連携実績のある関西国際大学と神戸商工会議所と組んでいます。

タイプ②では、宮崎国際大学が目に飛び込んできました。知る人ぞ知る大学ですが、地元では有名ですからね。

取組みにおいても単に自治体とだけでなく、企業・経済団体と金融機関とも連携していくようになっています。その視点で見ると、長崎と宮崎は事業協力機関が多くないですか？それだけ本気で取り組もうとしているんでしょうね。

さて、次は、最終の採択はどうなるのかに注目したいですね。

最後までお読みいただきありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

（参考記事）