本日のテーマは先日取り上げた記事の「1分間解説:シリコンアイランド九州の復活に向けた半導体人材育成の取組」のその後です。

「高専機構、半導体人材の育成事業を開始 まず九州で」(2022.05.19 日本経済新聞 HP)はこちら

この記事だけ見ると、なんだか唐突なんですが、物事にはきちんと布石がありまして、実はこの事業国家プロジェクトに近い規模だと私は捉えています。なにせ、第2回教育未来創造会議にも取り上げられている事業ですし、九州を一大拠点とするために、半導体の外資系企業(TSMC)の誘致を国主導で進めてきた経緯がありますから。しかも、前回の記事でも触れましたように、経済産業省と文部科学省が相乗りの形で進めています。

そして、人材育成事業としての中心的な役割を担うのが、熊本高専佐世保高専ですので、実務レベルの高い人材の育成を本気で取り組むという姿勢の表れだと私は捉えました。しかも、記事によると、「将来的に全国の高専に取り組みを広げていくことも計画」しているということですから、単に一地方だけの話ではなく、全国展開していくということからも国のチカラの入れようがわかるというものです。

「半導体人材育成事業について記者会見を開催しました」(2022.05.17熊本高等専門学校HP)はこちら

「高専機構、産学官と連携した半導体人材育成を始動~九州地区を中心とする始動から全国展開へ~」(2022.05.17佐世保高等専門学校HP)はこちら

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

(参考記事)


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