本日のテーマは4月12日にプレスリリースされています芝浦工業大学と一般社団法人AI-Labの産学連携【課題解決型授業(PBL)】についてです

「芝浦工業大学との【課題解決型授業(PBL)】実施のお知らせ

一般社団法人AI-Labと芝浦工業大学の産学連携の一環として、株式会社バズグラフを題材とした課題解決型授業(PBL)が4月14日より始まります」(2022.04.12 PRTIMES HP)はこちら

芝浦工業大学って、メディア戦略が上手ですよね。私、結構、アンテナ広くとるよう心掛けているのですが、芝浦工業大学のプレスリリースがひっかかることが多い印象を持っています。私学だけにそれだけ情報の発信を重視されている姿勢にいつも好感を持っている次第です。近畿大学とはまた違った戦略をとっていらっしゃるようで、密かな楽しみだったりします。

では、具体的にどのような授業を展開するのか。「「課題解決型授業(PBL)」と言われる、実際にある会社のRe-Brandingや、既に運営されている事業を理解し、課題を見つけ解決策を立案する授業を行っていきます。」とのこと。今回は一般社団法人AI-Labのグループ会社の株式会社バズグラフを題材にされるようで、AIを前面に出されているところに興味が湧いてきます。バズグラフと言う会社、「AIによる文章要約サービス「文章要約AI タンテキ」を公開」されている会社でして、ボタンひとつで文章の要約をするサービスを展開されているようです。この会社とのコラボで芝浦工業大学の学生がどのような成果を出していくのか、報告がプレスリリースされたら、また追ってみたいと思います。

そして、ついでと言っては何ですが、PBL。実は、大学での教育プログラムのデフォルトがPBLになるのではと勝手に思っています。従来の講義型の授業が廃れるとは思いませんが、大半がPBLへ移行していくのではないかと。よく言われていますのが、簡単に要約すると「正解のない課題に対する解決策を導き出す取り組み」かと。実際の現場の課題の場合もあれば、ケーススタディの場合もあり、欧米に目を向けるとその最たる事例としてミネルヴァ大学がよく取り上げられています。何せ、所謂、キャンパスというものがなく、全世界を転々としながら、現地の課題にそれぞれが取り組んでいくというスタイルですから。ハーバード大学などの名だたる大学の合格者がミネルヴァ大学を選択しているという事実からもその教育プログラムの魅力の高さが伺えます。

一方、国内に目を向けますと、よく耳にするのが、

小樽商科大学

新潟大学

和歌山大学

甲南大学

福岡工業大学

辺りでしょうか。

(参考)

「PBL学習を導入している大学の事例~PBL学習とその成果とは~」(2021.06.03 HP)はこちら

このあたりの大学から、また興味深い教育プログラムが発信されましたら、ご紹介したいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

(参考記事)


0件のコメント

コメントを残す

アバタープレースホルダー

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です