本日のテーマは、2月25日に公表されました教育進化のための改革ビジョンについてです。

「『教育進化のための改革ビジョン』を公表します」(2022.02.25 文部科学省 HP)はこちら

具体的な内容については、HPに2つの基本理念、4つの柱、今後の施策の方向が示されているますので、そちらをご覧いただくとして、PDF資料がアップされていますので、そちらを見てみることとしたいと思います。

一番最初に思ったことは、初等中等教育課程の教員はやることが多いなぁ、担わないといけない役割が広範だなぁということでした。少子化で子どもの数は確実に減ってきますが、昔と比べて格段に求められている役割の高度化が凄まじいなと。これだけのことをこなせる人材であれば、ビジネスの世界で大成するのではないのかなとも思ってしまいました。労多くして益は少なしですからね、教師って。そんなに所得も高いわけでも、名誉も高いわけでもないですから。ほぼ皆さん、使命感で教師と言う職を担ってくださっているのですから本当に頭が下がります。で、ここへ来て、一人一台のICT環境ですから、パソコンやネットワークにも強くなくてはやっていけない状況ですもんね。

そこで思いました。「質の高い教職員集団の形成」にも記載されていますように、「給与・処遇、多様な専門人材・支援スタッフを含めた教職員の配置の在り方の検討」が本当に必要だなと。

本当に全員が教員免許を持った方が担わないといけないのか

事務系の作業をする人を雇用して、作業を切り分ける体制をとるとか

地域との間を取り持つコーディネーターを雇用するとか

保護者を巻き込んだコミュニティで子どもたちを育てる体制に全面的に移行するとか(これはコミュニティ・スクール制度をさらに加速していけば、案外早そうですね)

アクティブラーニングを取り入れるなど本気で授業内容を刷新していくとか

そのための専門人材を招き入れるとか

公立学校だからと一律で実施する必要は全くなくて、地域毎でモデル校があるはずですからその共有をもっと頻繁にしていけば、加速していきそうですけどね。アーカイブしておけば全国の各地域の参考にもなりますしね。そうなるとコミュニティ・スクールでも思いましたが、教育委員会の役割ってめちゃくちゃ重要ですよね。国ももっと支援して民間企業のバリバリのエース級ビジネスマンを配置するなどしていくと面白いかも。

最後までお読みいただきありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。


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