今回のテーマは、DX等成長分野における就職・転職支援のためのリカレント教育推進事業についてです。あくまで私見ですので、詳細は下記のページから資料をご参照ください。

DX等成長分野における就職・転職支援のためのリカレント教育推進事業(文部科学省HP)はこちら

この事業の趣旨は

「就業者・失業者・非正規雇用労働者等に対し、デジタル、グリーン、イノベーション喚起等の成長分野を中心に就職・転職といったキャリアアップ・キャリアチェンジに向けた社会のニーズに合ったプログラム」

の実施でして、

「大学・専門学校・高等専門学校等が労働局、企業、業界団体等産業界と連携して教育プログラムを提供するとともに就職・転職等労働移動の支援も実施」「また、就職に必要なリテラシーレベル、就業者のキャリアアップを目的としたリスキリングに向けたプログラムを実施する予定」

とのことです。これでもう開設されているようなものですが、内容も見てみましょう。

実施内容としては、以下の4項目。

1. DX分野リテラシープログラムの開発・実施(大学・専門学校等・25拠点)

2. DX分野等リスキルプログラムの開発・実施(大学等・10拠点)

3. 重要分野のリカレントプログラムの開発・実施(大学・専門学校等・25拠点)

4. プログラム実施・拠点構築の支援・分析、横展開に向けた取組(民間企業等・1拠点)

広報用資料に記載はありますが、既に令和2年度に新型コロナウイルス対策で、

「就職・転職支援のための大学リカレント教育推進事業」

の事業が発足しており、22都道府県、40大学、63プログラムが走っているようです。

その拡大版&デジタル人材の拡大の政策と見ることができますね。

ただ、疑問点としては、リテラシーもリスキルもリカレントも職業訓練の拠点である専門学校をメインに据えれば良いのにということです。もちろん、大学で高度人材の育成は重要ですが、今必要な汎用的なスキルを持った人材を育成するのであれば専門学校の方がノウハウが潤沢なような印象を私は持ってます。

また、令和2年度の事業からみると地域によっては、拠点が設置されないのではないかという点も気になります。まぁ、そこはオンラインがこれくらい普及していますので、それこそデジタルの技術で何とかなりそうな気もしますが、対面で受講できる道もあると個人的には嬉しいですけど。

どちらにせよ、社会人の学びの場の提供の事業ですので、個人的にも活用したいと思っています。特にリカレントプログラムですね。皆さんも是非活用してみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

(参考記事)


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