本日のテーマは学習用ICTのプラットフォームについてです。

事の発端は、「Lentrance、凸版印刷及び紀伊國屋書店、大学向けデジタル教科書・教材の供給体制構築に向けて協業を開始」という記事からです。昨年度のGIGAスクール構想の思い切った前倒しから初等中等教育課程では一気にデジタル化が進み、当然デジタル教科書についても浸透しつつあり、では、現行の枠組みを超えてどこまでデジタル教科書を認めるのかという議論もかなり活発化しています。

そうなると、大学はどうなの?と思っていたわけで、当然ながら専門書が山のようにある訳でそれを一気に進めようとしてもかなり組織的かつ連携的な動きが出来ないとだめだよなぁと思っていたら、飛び込んできたのが上述のニュースでした。おっ!いよいよ大学でも始動ですか。凸版印刷はメーカー、紀伊國屋書店は販売、ときて、Lentrance って?とハタと止まったわけです。作って、販売して、残るは配信ですか。で、調べてみました。Lentrance とは何ぞやと。そうすると、ICT プラットフォームという単語に突き当たったわけです。

で、まずはその実績からみますと、2021年4月現在で全国6000校に採用されているではないですか。当然、教科書出版社の多くがこのプラットフォームを採用しており、利用方式もアプリ方式、校内・自治体配信方式、クラウド配信方式と選べるようになっており、そりゃ、採用されますよね。さらに進化させそうですし。そうなると、如何にはやく手を組むかの問題になりますので、凸版印刷と紀伊国屋書店は早速手を打ったわけですね。さすがです。

昔のように教科書販売会場で並んで、両手に教科書を抱えて帰るという風景はもう昔のことになりつつあるのでしょう。

それでも、紙の書籍が好きな私。未だデジタル書籍には手を出せておりません。でも、電車内でもほとんどの方がスマホでゲームかマンガですからもうそのような時代が来ているということでしょうね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


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