久々に京都に行ってきました。一時、住んでいた時期がありまして、時々、思い出したように訪れてます。あと、お会いしたい方もいらっしゃるので。
単に懐かしみにいくのは勿体ないので、プラスでド観光もしてます。
今回は、かの有名な「建仁寺」です。
お寺のHPを見ると、最初に出てくるので、分かりやすいのですが、というか既にご存知だとは思いますが、建仁寺は京都最古の禅寺でして、臨済宗の開祖で、かつ日本にお茶を紹介した栄西禅師が建てたお寺です。恥ずかしながら、私、栄西禅師が臨済宗の開祖であるくらいしか知りませんで、そんな私の様な者のために境内には建仁寺の歴史、栄西禅師の歴史が記されている資料も掲示されていますので、なんの予備知識も不要です。行くときにアクセス方法だけ調べて行ってもらえれば後は全て賄えます。
余談ですが、栄西禅師の「栄西」を皆さん、どう読みますか?
教科書には「えいさい」と記載があるのですが、実は「ようさい」が正解らしいのです。これも境内の資料で知りました。
この栄西禅師、生まれは岡山県でして、吉備津神社の社家、賀陽氏の子供として生まれたのですが、11歳で仏門に入るわけでして、そこからの人生は波乱万丈。目まぐるしく各地を巡っていきます。しかも、二度も宋(現在の中国)に渡ってもいたりします。今と違いますからね、ほぼ命がけですから、宋に渡るのは。それを2度もですよ。よほど使命感がないとできません。
開山栄西禅師(建仁寺HP)はこちら
詳しくはお寺のHPを見ていただいた方が良いのですが、この方、宗教家という一面も持ちつつ、鎌倉幕府との距離感から政治的な能力もあるようにも見えますし、各地にお寺を建造されていることからも建築家としての能力があるようにも見えます。勿論、臨済宗を広めるという使命感が故だと思いますが、それにしても多才です。書物も勿論、残されています。
次回は境内について。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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