今回はコミュニティ・スクールの在り方等に関する検討会議(第7回)配付資料の解説をしてみたいと思います。何分私見ですので、改めて資料を確認されることをおススメします。

コミュニティ・スクールの在り方等に関する検討会議(第7回)配付資料(文部科学省HP)はこちら

先日、第6回を記事にしたばかりですが、情報の更新がされていますので。といっても、報道発表用の資料(資料1 事務局報告資料)に令和3年度のCS関連の調査結果がまとめられていますので、そちらのまとめが記載されています。

改めてまとめるのもどうかと思うのですが、概略だけ。

 公立学校のCSは全体の33.3%(昨年度比6.1ポイント増加)。増加数は約2千校。

 同じく地域学校協働本部を整備している学校は54.7%(昨年度比4.4ポイント増加)。増加数は約1千3百校。

今後の対応としては以下の3点。

  • CSと地域学校協働活動の一体的な取組に対する財政支援
  • アドバイザー(文部科学省CSマイスター)の派遣
  • 自治体を対象とした説明会の実施

ん⁉ 1の一体的取り組みとは? と思い、資料を見ていくとありました。「(4)コミュニティ・スクールと地域学校協働本部の一体的な整備状況」として、

CSのみを整備している学校 9.4%

地域学校協働本部のみ整備している学校 30.8%

両方を整備している学校 24.0%

未整備の学校 35.9%

ということで、この24.0%を増加させていくことが目標となっているのでしょう。

なぜ、両方を整備していく必要があるのか。それは両輪と捉えているからです。

つまり、

 学校=CS(学校運営協議会) × 地域=地域協働本部

という図式ですね。

その間をつなぐのがコーディネーター(地域学校協働活動推進員)という位置づけです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

(参考記事)


1件のコメント

1分間解説:コミュニティ・スクールの在り方等に関する検討会議(第8回) - 大学よもやま話 · 2022-01-28 22:40

[…] 1分間解説:コミュニティ・スクールの在り方等に関する検討会議(7回)… 1分間解説:コミュニティ・スクールの在り方等に関する検討会議(第6回)配付資料 コミュニティ・スクールの在り方等に関する検討会議の中間まとめが公開されています 国内の1/3の公立学校がコミュニティ・スクールって知ってました? カテゴリー: 中等教育課程初等教育課程 タグ: コミュニティ・スクール […]

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