いやぁ、興味深いです。才能教育に関する会議の配付資料。今回(第4回)は、本人・保護者・学校の教師・支援団体の職員他のアンケートの抜粋がまとめられていますので、是非ともご覧いただきたいです。

特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議(第4回) 配付資料(文部科学省HP)はこちら

最初のパートは「特異な才能」がカテゴリー別(言語・数理・科学など)に具体的に記載があるのですが、中身がスゴイです、ほんと。映画に出てきそうなことばかりで、本当にいる子たちと思うとワクワクしてきます。

しかし、次のパートの「学校で経験した困難」では、その才能がはっきり言うと足かせとなって、学校生活を上手く過ごせていない現実が恕実に浮かび上がっています。本人の回答、保護者の回答ともに視点は異なりますが、同じことの示しているのだと捉えることができます。これは勿体ない。本当に勿体ないです。何も現状の学校教育が悪いということではなく、適していないという方が正しいのでしょうか。学校教育で伸びていく子供の確かにいますから。

そして、次のパート「効果的な才能への支援」では、教師の対応が具体的に記載されています。これを見ていくと、個々の生徒にフォーカス出来る力量が教師にあるかどうか、それを受け入れる学校としての許容度が校長以下あるかどうかとも捉えることが出来ます。

最後のパートは「学校、教育委員会、国に期待すること」が記載されています。これも具体的に書かれている箇所もありますので、この有識者会議には有効でしょう。

どのパートも奥が深いですよ。今、どの段階の教育課程でも突き付けられている課題を浮き彫りにしていると思います。これは何も才能教育に関することだけではなく、もっと根本的に捉え直す時期に来ているとはっきりと実感します。

 コロナ禍にあるこの転換期に才能教育に関する議論をするのはとても有意義でありますし、もっと教育業界で共有すべき内容でもあると思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

(参考記事)


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