本日のテーマは、『そして、バトンは渡された』の映画化についてです。

『そして、バトンは渡された』(ワーナーブラザーズ ジャパンHP)はこちら

以前に読書感想文を書かせていただきました瀬尾まいこ氏の『そして、バトンは渡された』が映画化されますね。なんとなく、そんな予感もありつつも、あの世界観を描き切るのはたいへんだろうなぁとも思いつつ。

 主演は、永野芽郁さん。そして、石原さとみさん、田中圭さんというキャスティング。その他の出演される俳優さん皆さん、なんとなく配役が分かります。この物語を読まれた方はおそらく皆さん大体、イメージが出来ていることでしょう。

 泣いているシーンが予告編でも使われているので、そのような期待をもって見られる方も多いのでしょうが、この物語はそれではないのです。ほのぼのした感じもあり、すこしずれた天然のところもあり、それでいて日常(だれにとっても日常は千差万別ですが)では起こりえないことが主人公に降り注いでくるけれども、主人公はそんなことではへこたれず、淡々と過ごしていくそれはそれで彼女の日常があったりと、奥が深いのです。原作と映画では脚本が異なりますので、当然、違う物語として見るべきものでしょうが、それでもあの世界観を期待してしまう私も同時にいます。

 正解はだれにも分からないし、いつの時点に出てくるかも不明です。本当に不明です。でも、その瞬間、瞬間で人は誰しもが選択をしている訳で、その選択に対する結果は自身で負わなければならないことだけは明確になっています。

 

 そういった認識を改めて持たせてくれた原作ですから、映画にも期待したいです。映画の主人公、いや登場人物はどのような選択をして、それがどのような結末をもたらすのか、物語以上の没入感に期待したいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


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