今回は、もう3年も前のことですが、桐蔭学園の溝上慎一理事長(当時は学園トランジションセンター所長)が日本記者クラブで会見された動画についてです。

著者と語る『大学生白書2018 いまの大学教育では学生は変えられない』(日本記者クラブHP)はこちら

今でも全く色褪せない内容で、衝撃度もあまり変わりません。今でも時々というか頻繁に視聴している(本当に有難い時代ですよね。こうやって何度も貴重な動画を繰り返し視聴できるなんて)のですが、全く色褪せません。

 是非とも皆さんには視聴していただきたいです。そして、もっと本当の意味での高大接続に関心を持っていただきたいです。もう4年間だけでは無理なんですよ。高等学校段階から手をつけないと。そして、それを実践されているのが溝上理事長なんです。その実践のために京都大学から桐蔭学園へ移られたわけですから。

 まさに実践の研究者だと思います。そして膨大なデータ(今でもデータは集積されているでしょうから本当に貴重なデータだと思います。)から分析をし、エビデンスを提示されていますから、腑に落ちること間違いなしです。

 それにしても、衝撃でした。大学では遅すぎるということが本当に衝撃でした。将来のことを考えていない高校生が大学に入ったから考えるかと言えばそうではないですよね。自分の事を振り返っても納得がいきます。キャリア意識、そして志向性をもっと高めないと社会に苦労するのは、いや、まともに社会に出ることすら難しくなっている昨今では、大人の世代こそがこの分析を基に意識を変えて若者を育成していくことを真剣に考えないと!

 既に取り返しのつかないところまで来ているような気がして、気が気ではありません。

 とにかく少しでも多くの学校関係者にこの動画を見ていただきたいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


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