本日のテーマは大学では欠かすことのできない入学式での式辞です。

自分が卒業した大学での総長の式辞はすっかり忘れてしまい、いつかどこかの大学の

総長・学長の式辞を読んでみたいと思って、今回テーマに選んでみました。

最近は動画が主流ですから、それをアップしている大学もありますね。

今回、私が選んだのは京都大学総長の式辞です。

「令和3年度学部入学式 式辞(2021年4月7日)」(京都大学HP)はこちら

全文はリンクを貼りましたので、じっくり読んでいただくとして、

私が共感したことは、入学生に対する2つのおすすめです。

ネタバレになってしまいますが、読書と海外進出です。

なぜ、この二つを湊長博総長が選んだのかは是非とも読んでみてください。

話し言葉ですの明快でかつシンプルです。

社会人になって痛感することは、「読書」が働く上で如何に重要なことかということです。

ベースというか土台になることですし、バチっとはまると時間を超越してしまいます。

他者の視点を獲得するにも優れたツールですし、他者の人生を疑似体験できるのにも優れたツールです。

デジタルネイティブの人たちと違い、紙で育ってきた年代の者としては、視認性にも優れた

このツールが衰退していくのだけは避けていただきたいところです。

続いて、「海外進出」。

日本という国に限らないですが、多様性は本当に大切です。

言語の違いはもちろんのこと、バックグラウンドとしての文化的・歴史的な背景の違いは

思考・思想の違いに及びますので、最初は本当に戸惑います。

本当に通じないので。

でも、通じなくて当たり前という前提から入ることを覚えると、次のステップへ上がっていきます。

言語化する・図解する・通じるまで話すという作業が必要になりますので。

整理整頓は片付けだけに依らず様々な場面で有効です。

今回改めて思ったことですが、入学式の式辞があれば、卒業式の式次もあるわけで、

年代によっても当然異なるわけで、一つひとつ読んでいくと面白いかもしれませんね。

ご自身の母校の式辞ももしかしたらHPへアップされているかもしれません。

一度、検索して読まれたはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


1件のコメント

令和4年度 京都大学入学式 総長式辞 - 大学よもやま話 · 2022-04-21 22:41

[…] 令和3年度 京都大学入学式 総長式辞 カテゴリー: 大学 タグ: 京都大学総長式辞 […]

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