本日のテーマは大学間の合同合宿についてです。いや、違います。こう表現するとクラブ活動の交流戦の一貫としての合同合宿のようなニュアンスがありますが、そうではなく、授業もしくは課外活動、どちらの形態でも良いのですが、要はプロジェクトを通した学生の能力を引き出すための取り組みかどうか。そこに着目してみました。

 というのも、武蔵野大学と駒澤大学のオンライン合同合宿の記事を拝見したからです。

 「【武蔵野大学】学修を止めない! 武蔵野大学データサイエンス学部が駒澤大学と「オンライン合同合宿」を今年も開催」(PRTIMES)はこちら

 「学修を止めない!武蔵野大学データサイエンス学部が、駒澤大学と「オンライン合同合宿」を初開催」(武蔵野大学HP)はこちら

 二つ目の記事は昨年度の活動の記事ですね。内容としてはどちらも同じプロジェクトでオンラインツールを活用した2大学合同合宿で、72時間以内でWebアプリ開発を行うというプロジェクトです。このプロジェクト、未来創造プロジェクトという名称で武蔵野大学データサイエンス学部で開催する少人数ゼミ形式の授業で企業や官公庁もガッツリタッグを組み実社会の課題に取り組むというもの。私も他大学でオンラインではないものの複数の大学から大学生が参加し、あるプロジェクト(未来のクルマを考える)に取り組むという合宿に参加したことがあるのですが、学生の満足度は非常に高かったのを覚えています。少し非日常の時間と空間をともに過ごすわけですから、テンションが上がらないわけがないという感じでした。

 同じような合宿がないものかなぁとリサーチしてみると、ありました。

 その名も「ミライケータイプロジェクト」。

参加大学は

 公立はこだて未来大学

 専修大学

 神奈川工科大学

 法政大学

の4大学。大学ごとの役割も決まっていて、ミライ性のあるサービスの企画・開発を行うことを目的としています。

 「ミライケータイプロジェクト」はこちら

このプロジェクト学習。大学は入れ替わりはあるものの、2009年から続いてるもので、その年数から伺えることは当然ながら練られた内容となっていること、オンラインであっても支障がないほど大学間連携が取れているであろうことが予測されます。

 これって、これまでの記事でも書いてきたことですが、地方のリソースの乏しい小規模大学であっても出来そうなことだと思いませんか。オンラインがデフォルトになりつつあるこの2年くらいで地域間ハンディは解消されつつあるため、純粋な中身の質の競争となっていることでしょう。これに早くから気づいている大学は中身のブラッシュアップを怠っていないはず。そんな大学も追っていきたいものです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

参考記事


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