N高等学校とS高等学校と通信制の大学

　本日のテーマはN高等学校とS高等学校についてです。併せて、通信制の大学も概観したいと思います。

　さて、まずはN高等学校とS高等学校から。N高等学校は2016年に開校した単位制・通信教育課程（広域）の高等学校で、本校は、沖縄県うるま市にあります。S高等学校は2021年に開校した単位制・通信教育課程（広域）の高等学校で、本校は、茨城県つくば市にあります。両校とも学校法人角川ドワンゴ学園が設置した高等学校です。

N高等学校はこちら

S高等学校HPはこちら

両校とも

ネットコース

通学コース

オンライン通学コース

通学プログラミングコース

の4コースから構成されており、2022年4月から全国に14カ所が新たに追加となり計33カ所に通学コースの新キャンパスが整備されることとなります。通信教育課程でいうところのサポート校ということなんでしょうね。

N/S高 通学コースのキャンパスのプレスリリースについてはこちら

キャンパスがある県を挙げてみると、北海道・宮城県・新潟県・石川県・茨城県・栃木県・東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県・静岡県・岐阜県・愛知県・京都府・大阪府・兵庫県・香川県・広島県・福岡県・鹿児島県の20都道府県でした。

　さて、インターネットでの学習を中心とした大学の通信教育課程を挙げてみますと、

東京通信大学

サイバー大学

ビジネス・ブレークスルー大学

Managa（新潟産業大学経済学部経済経営学科）

が主な大学かと。

通信教育課程ですと、通常スクーリングの通学が必須のイメージですが、法令の改正があり、オンライン学習のみで単位取得が可能となってます。オンライン学習のみで学位取得が可能という点ではN高等学校・S高等学校よりもハードルが低いように思われますが、社会人を対象とした側面もありますし、高等学校についてはやはりスクーリングがあるべきという観点も当然、あるべきで、その差は大学と高等学校の差でもあると言えます。

今回は概観ということで、今後何か新しい動きがあれば、定点観測していきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。