金融教育と言えば、2022年4月から学習指導要領の改訂により小学校・中学校・高等学校にて義務化されたことで話題となりましたが、今回採り上げるセブン銀行のプレスリリースではその浸透も着実に進んでいることが伺えます。
「セブン銀行、金融教育プログラムを全国の小学生 10,000 人へ向けて展開 ~2023 年度に引き続き、株式会社 ARROWS と金融教育プログラム提供~」(2024.08.08 セブン銀行)はこちら
株式会社 ARROWSのビジネスモデル(先生からアプローチしていく)も興味深いですが、セブン銀行が小学生の金融教育にこれほど力を入れているとは思いませんでした。セブン銀行と言えば、後発の銀行ながらATM専業の銀行として瞬く間に全国展開をしている銀行ですが、小学生にアプローチをして何のメリットがあるのか。
ひとつはコンビニに併設された銀行と言う特色を活かして小学生の頃からコンビニを更に身近な存在としていくための方策。
もう一つは先生のプラットフォームとなっているSENSEIよのなか学を通して義務化された金融教育をサポートしていくという社会貢献の側面かなと。
ふたつとも全くの私見ですので誤解なきようお願いいたします。
では、金融教育とはそもそもどんな教育プログラムを想定しているのか。すららが解説しているサイトがありますので、こちらをご一読いただけますと、明解に理解できると思われます。
「義務化された金融教育の内容は?学ぶ意義や教育現場の課題を解説」(2024.04.10 すらら)はこちら
この金融教育は以下の4分野で構成されていまして、
1)ライフプランニングと家計管理
2)金融・経済の仕組み
3)消費生活・金融トラブル防止
4)キャリア教育
私が現在、携わっているキャリア支援にも通ずるとこがあります。また、勉強をせねばと思った次第です。
ちなみに緊急庁も高校生向けのスライドを作成していたりしますので、ご参考までに。現役に教師が作成していますので、そのまま授業に使用できそうなところが良いですね。分かりやすいですし。
「高校向け 金融経済教育指導教材の公表について」(2022.03.17 金融庁)はこちら
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
(参考記事)
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