医学部の地域枠と言えば、国立大学で話題となりがちですが、私立大学においても地域枠が設定されているのをご存知でしょうか。

実は私、今回、下記の慶應義塾大学医学部のプレスリリースにて始めて認識しまして、修学資金の貸与(今回の栃木県の場合、6年間の学費相当分)であったり、卒業後の就業義務年限と修学資金の返還免除要件(今回の栃木県の場合、9年間の就業義務年限と県が指定知る医療機関での勤務)について、認識したい次第です。

「慶應義塾大学医学部栃木県地域枠の設置について」(2024.07.29 慶應義塾大学医学部)はこちら

国立大学と比較して私立大学医学部の学費の高さは本人・保護者にとってかなりの負担になっているでしょうからこの地域枠という制度は医師の地域偏在を勘案すると、あって然るべき制度ではあります。(そもそも国立大学と比較するというのが無理がありまして、施設設備においても、人員にしても医療に関する費用は高額にならざるをないわけでして、その家計負担をどこまで負わせるかは国として本当はもっと真剣に考えていただきたいものです。)

というわけで調べてみますと、いくつかの医学部専門の予備校サイトでは一覧が出ていますので、ご参考までに。

「【2024年度入試】私立医学部の地域枠受験を解説!大学一覧とメリットデメリット」(メディカルアーク)はこちら

ただし、いずれにしても狭き門であることは変わりなく、医師になるにはそれ相応の学力と家計の余裕が必要であることは言うまでもありません。慶應義塾大学医学部が今回栃木県と提携したということは他の地域との提携もあり得るということですので、地域枠が有効活用されることを願って止みません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)


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