6月1日の各種報道で皆さんも目にされているかと思いますが、5月時点で内々定を獲得している大学生が約6割(8割弱と言う調査結果も出ていましたね)に上る現状ですので、今回とり挙げるJAICの調査結果は非常に興味深い点があります。

と言いますのも、絶賛就職活動中という学生というよりも採用する側の企業側にとって、この調査結果は採用プロセスの中に組み込んでおかなければならないことなのではないかと思われるからです。

どういうことなのでしょうか。

現状これだけ内々定を獲得している大学生が多いということは、複数の内々定を持っている学生が多いということも意味していますので、どこかの時点で決断をし、1つの絞るという行為が発生します。その際の要因として今回の調査結果は十分に対応しておく必要があるということです。

どの項目を参考とするかは採用側の企業次第ですが、もちろん、今の時点で既に内定者に実施してることもあるでしょうし、他社はこんなことまで実施しているのかということもあるでしょう。

個人的には内定者に入社前インターンシップが効果的なのではないかと思っています。本当にガチに近い形のインターンシップがよろしいかと。当然、それを経験した故に内定辞退をする学生もある一定数出てくると思います。でも、その人たちって、入社してからも同じように退社する可能性高いですよね。それであれば、入社前に会社の組織文化(いわゆる社風ですね)であったり、一緒に働く人たちと接する機会を設けておくことはお互いにとってメリットしかないのではないかと思ったりしています。もちろん、有給インターンシップでも良いかと。なにせガチですから。

その上で入社すれば、少なくとも早期退職は激減するような気もします。いかがでしょう。

「25卒就活生に「内定獲得後の就職活動」について調査 「第一志望でない内定企業からのアプローチ」により志望度が高まる可能性は8割以上」(2024.06.04 JAIC)はこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

カテゴリー: 大学

1件のコメント

「マイナビ 2025年卒 大学生活動実態調査 (6月15日)」がされています – 大学よもやま話 · 2024-06-28 20:37

[…] 「内定獲得後の就職活動」について調査結果が公表されています カテゴリー: 大学 タグ: マイナビ就職活動 […]

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