今回のテーマはBYODです。カタカナではなく英語ですみません。まず、略と定義について。Bring Your Own Deviceの略称です。定義は個人が所有しているデバイス、つまりスマホ、タブレット、ノートPCを授業でも利用することを指しています。

 これにどんな意味があるのか。大学にはパソコン教室が整備されており、その教室でPCを使用する授業を受講する。当たり前と言えば、当たり前の風景です。しかし、時代は常に変化しています。授業の形態が様変わりし、講義形式の授業においても、様々なデバイスを使用した授業が既に始まっています。授業中のスマホ厳禁はすでに時代遅れといっても良いかもしれません。その前提としてのアクティブラーニングがあり、そしてそれを更に昇華させていくのが様々なデバイスとなっているのです。そのうち、出席管理もスマホでするのが当たり前になるでしょうし、授業の資料や課題の提出は原則ネット上でしかしませんから紙の配付は無いですよという授業がもうすぐそこまで来ています。では、そうなった時にPC教室のデスクトップを使うのか。使いませんよね。これだけハンディなデバイスが揃っているのですから、当然、学生が持っているデバイスをそのまま使用する方が合理的です。その代わり、Wi-Fi環境は必須となるでしょうし、電源提供も当然必須条件となるでしょう。もっと効率よく学びの質を上げていく仕組みが開発されていくその前提としてのBYODと捉えておいて間違いないと思います。地方のとある大学はBYODも進んで取り入れていますし、どうせだったら学生に校舎建設まで任せてみたらと、学生主体の校舎を建てたりしています。すべてが学びに繋がると捉えると、使えるものは何でも使うという発想は案外、学生の主体性を促すにはとてもよい発想なのかもしれませんね。それを見越していたのか、青田買いのためか分かりませんが、Microsoftのoffice365は大学が包括契約をしていれば、学生は無料で使用できます。もう、条件は揃いつつあるのです。あとはどうやって学びに繋げていくのか。それが一番重要な視点だと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

カテゴリー: 大学

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