教育DXと言えば、多岐に亘る範囲に及んでおり、もはや守備範囲でない項目はほとんどないのではないかと思われるほどまでに浸透しているのではないでしょうか。

各大学とも様々な取り組みを行っており、私が初めて意識したのは芝浦工業大学の院生チームから構築された学内用チャットボット。いわゆる社会実装ということを実感した出来事でした。いよいよ大学でもこういったことが現実のものとして動き出すのだなぁと思ったことが思い出されます。

その後、香川大学のDXラボなどは全国的にも認知度の高い組織ですし、そこまで組織的ではないにせよ、各大学においては様々な取り組みがなされているようです。香川大学の場合、教員の事例紹介セミナーに参加させていただき、分散管理型と認識しました。各部署・各人が自由にシステムを構築し、それを繋げていくイメージでしょうか。それだけの幅を持たせた上で各人のスキルを上げていくという興味深い取り組みだったと記憶しています。(実際は違っていたらすみません。)

そうなると当然、外部の民間企業による教育DXサービスが出現してくるものでして、以前取り上げた株式会社Penmarkにおいても履修管理が可能となっていますし、以下のプレスリリースによると、友達の時間割も分かる新機能がリリースされたようです。

ここで私が着目したのが自身の学習管理に留まらず、友達の時間割まで分かるような機能を追加したという発想です。これこそSNSの発想でして、通常の発想では出てこないのではないでしょうか。他人とのつながりをアプリを通して実現していく。時代が確実に変化しているのだと。

これからも新しい動きが出てくることを期待しつつ。

「大学生活のDXアプリ「Penmark」、“友だちの時間割が一目でわかる”新機能をリリース!

〜授業の情報共有や空きコマの有効活用に。新生活の友だちづくりにも最適〜」(2024.05.09 PRTIMES)はこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)


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