今回のテーマはプラットフォームについてです。

皆さんはプラットフォームの定義はご存知でしょうか。キーエンスの「製造現場で役立つIOT用語辞典」にて確認してみました。

 製造現場で役立つIOT用語辞典はこちら

おそらくどの定義で探してみても「基盤」という文言が出てくることでしょう。IT業界で見ると、Google、Amazon、Facebook、Appleは誰しもが利用したことのあるプラットフォームかと思われます。では、プラットフォームを形成すると何が良いのか。それも言われ尽くしていることですが、情報が集積していくことで価値を生み出していることです。

つまり、検索履歴、購買情報、人との繋がりなど全てデジタル化され、価値の源泉となっています。

 

では、ここからは妄想に入りまして、大学はプラットフォームとなり得るでしょうか。

 

 私は見る人が見れば、なり得る可能性が大だと考えています。顧客情報のかなり深い部分まで管理することが可能ですし、年齢の幅で考えると本気で取り組もうとすれば、かなりの若年層から高齢者層まで取り込むことは可能で、しかも同窓会の仕組みを使えば、永年のネットワークを形成することが可能です。

 そう考えると、各大学が連携すればなかり巨大なプラットフォームを形成することが可能で、事実、政策誘導的に自治体を巻き込んだプラットフォームの形成の促進が後押しされています。もひとつ、その後、つまり形成した後の未来が見えにくいですが。

そう捉えると、プラットフォームを形成して集積した情報にどのような価値を見出すのか。

単なる繋がりなら、TwitterやInstagramというツールが既に存在していますし、何ならインフルエンサーとして、一般の方々が情報発信し、影響力を与える側に容易に立つことも可能。

私であれば、そこに「学ぶ」という行為の共有を見出します。

「学ぶ」という行為は、単なる交流とは異なり、時間と空間と思考を共有することが可能となり、お互いのレベルが上がっていくと「共有」から「共鳴」を生み出すことが可能となります。この共鳴って私が好きなワードの一つでして、この感覚を覚えると楽しんで取り組んでいけるようになると私は考えています。

ここまで妄想していてなんですが、実は私、今の大学の形態だと不自由だと思っていて、ここを是非、克服してほしいと思っている点があります。

その一つが、ズバリ、年齢層です。

どの大学も大体、18歳~24歳が多いですよね。大学院も含めて。

この幅が広がれば、広がるほど良いと私は考えています。10代の学生と80代の学生が同じ授業を受けて議論しているなんて面白くないですか。だって、教員や親の世代よりも年齢が上の人と学んで得たことに私はとても興味が沸きます。お互いに得るものがあるはずです。確かに生産年齢人口という括りはあるものの社会を形成しているのは多様な人たちですから。そう考えると、年齢だけに依らず、国籍も混ざると面白そうですよね。

 

 本日の妄想はこのあたりで。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

 今後ともよろしくお願いいたします。

カテゴリー: 大学

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