サイバー大学と言えば、ソフトバンクグループが運営する株式会社立の通信制大学として2007年4月に開設された大学で、通学不要で学士の取得が可能な大学です。

そのサイバー大学がこの度、京都府立大学と単位互換協定を締結されるということでプレスリリースが発信されています。

「京都府立大学とサイバー大学が「単位互換協定」を締結 ~すべてオンラインによる相互授業提供が学修機会拡大に寄与~」(2024.03.28 サイバー大学)はこちら

詳細につきましては上記サイトをご参照いただきたいのですが、互換協定ですので、相互に授業を提供するということですから、京都府立大学からも科目提供が設定されています。

このような事例があるということは、サイバー大学のことですから、他の大学とも同様の単位互換協定を締結しているのでは、と思い調べてみますと、数は多くはないですが、着実に単位互換協定を拡大していました。

漢陽サイバー大学(韓国ソウル市)・2019年

佐賀大学(佐賀県)・2018年

帝京平成大学(東京都)・2018年

千葉工業大学(千葉県習志野市)・2014年

上記以外にも成蹊大学(2020年)はサイバー大学の授業コンテンツを2020年から利用していますので、今後も他の大学に拡大していくのではないかと思われます。いずれの大学も中規模以上の大学ですので、導入コストを勘案すると現状では小規模校に導入するのは難しいのかもしれません。ただ、今後、拡大していくとスケールメリットが出てきますので、小規模校への選択の余地が出てくるかもしれません。単なる個人的な希望ですが。

最後に千葉工業大学が10年前にサイバー大学と単位互換協定を締結していることに個人的関心があります。以前にもこのブログで紹介していますが、千葉工業大学も勢いのある大学ですので、今後の展開に注目していきたいと思います

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)

カテゴリー: 大学

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