数ある科学コンテストがありますが、科学技術振興機構が主催している全国大会の優勝校が決定しています。

「「第13回科学の甲子園全国大会」 神奈川県代表栄光学園高等学校が優勝」(2024.03.17 科学技術振興機構)はこちら

詳細は上記プレスリリースをご参照していただきたいのですが、この大会の規模には是非注目していただきたいです。その数、704校8,042人と結構な規模の大会であることが分かります。

競技内容としては、筆記試験と3種目の実技試験があり、その総合成績により順位が決まるようです。

で、成績一覧には各賞が記載してありまして、SHIMADZU賞やらトヨタ賞やらと一般企業とも連携した科学に携わる人材育成の裾野の広がりを持っている印象を受けました。表彰されている高等学校を見ますと、やはりと言う印象の校名がずらりと並んでおり、優勝校の栄光学園高等学校はもちろんながら、筑波大学附属駒場高等学校・久留米大学附設高等学校・洛南高等学校・東大寺学園高等学校など有名大学進学校としても拝見することが多い高等学校名がずらりと並んでいます。こういった大会は高校生の知的刺激をいかにくすぐるかが盛り上がる要因のひとつですから、自ずと代表校もそういった結果に落ち着くのでしょうね。

そして、優勝校には米国で開催されます「サイエンス・オリンピアド」へ派遣の切符をゲットすることができます。野球で言えば、大会優勝校が全米高等学校野球大会へ参加できるというイメージでしょうか。若いうちに世界の同世代のレベルを知っておけるというのは大きな財産となるでしょうから、こういった機会を得ることができた高校生には、この結果だけに満足せず、将来は世界に羽ばたいて行っていただきたいものです。

最後に本当に蛇足なのですが、甲子園全国大会と銘打っているものの開催場所はつくば市なんですね。

(参考記事)


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