教職協働と言えば、大学設置基準の度重なる改正も相まって、各大学とも体制の強化が図られていることと思います。IRerであったり、SDコーディネーターであったり、肩書も浸透しつつあります。

ですが、既に先を見据えた取組みをしている大学もありまして、芝浦工業大学はその取り組みのフロンティアと言えるのではないでしょうか。

例えば、採り上げられている記事をご紹介いたしますと、

「学生が「大学アプリ」開発、学内アルバイトの選択肢に」(2024.03.13 ニュースイッチ)はこちら

こういった記事で大学の取組みが紹介されますと、非常に嬉しくなる事務職員の方は多いのではないでしょうか。評価を受けているというよりも、取組みそのものが肯定されている感覚とでも申しましょうか。

しかも、芝浦工業大学の場合、学生からの持ちかけに対しての大学側からの「共同開発の逆提案」という柔軟性までお持ちで。その姿勢を持っているからこそ、注目を集める大学になっているのでしょうね。羨ましい。

ちなみにニュースイッチでは同様の取組みを行っている大学の事例も記事にされていまして、こちらの場合は教員の使命感が強いです。その使命感を活かせる場が創出できるなんて、本当に素晴らしい。

「学生が〝パートタイムプログラマー〟に…電通大発スタートアップの「橋渡し」が軌道に乗ってきた」(2023.06.20 ニュースイッチ)はこちら

山本解説委員も言及されていますように、高校では学習指導要領の改訂により、「情報」科目が必修となった高校生が世に出てきます。今後もこのような取組みを推進していく大学も散見していくことでしょう。そこにもう一歩踏み込んだ妄想をしますと、アントレプレナーシップ教育を受けた学生が在学中から起業するなんて事例もレアケースではなく、スタンダードになっていくかもしれません。何事も経験ですから、若いうちに失敗を恐れずどんどん挑戦していく、そんな姿勢を全力で支援する大学が増えていくと未来はきっと明るくなるはず。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)

カテゴリー: 大学

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