立命館アジア太平洋大学が高校生特命副学長の募集を始めています。

「高校生特命副学長 本日より募集開始 特設サイトオープン―ないものは、つくればいい。大学はもっとおもしろくなる。―「学びの未来を考える」日本国内在住の高校1年生または2年生募集」(2024.03.01 PRTIMES)はこちら

高校生特命副学長募集 特設サイトはこちら

求める人物像は以下の2点。

・大学教育の未来のために課題を提言するだけでなく、解決したいという強い意志があり、未来志向であること

・APUや大学を通して世の中にプラスのインパクトを起こしたいという意思があること

高校生の発想力と行動力に期待をしたこの制度。まずはどの程度の認知力でどれくらいの応募があるのかに注目したいところです。そもそも大学教育自体を高校生がどのくらい認識しているのか。勝手な印象ですが、普段から大学生もしくは大学教員と触れる機会がある高校生でないとイメージしづらいのではないかと。そうなると、附属高校の生徒はこの制度のマーケットのひとつであると思われます。立命館大学にも附属高校がありますしね。

あとはSSHなどで大学教育との連携が行われている場合は附属高校の生徒に近いポジションにあるとは思います。

勝手な妄想ですが、国内の大学によらず、海外の大学にも目を向ける副学長やサミットメンバーが出現すると面白いことになるかもしれません。そもそも国内の大学を縛っているルール(規制とも言いますが)について、高校生ならではの視点で指摘を受けた場合、果たして大人はどのような反応と回答を導き出すのか。興味深いです。

人はそのポジションに立たないと意識できない視点や視座がありますので、高校生特命副学長がどのような視点や視座を獲得するのか、支えるサミットメンバーがどのように活動するのか。

全くの余談ですが、NHKで「17才の帝国」というドラマがあり、高校生リーダーの葛藤が絶妙に描かれていました。ドラマでは高校生リーダーを支える大人もしっかり配置されていましたので、その人の度量・力量も問われていました。この高校生特命副学長制度もそのようなポジションの大人の配置は必要かと。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)


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