アントレプレナーシップ教育は全国に広がっています

東北大学と言えば、言わずと知れた全国でも屈指の名門大学で、10兆円ファンドの大学に選定されたことでより耳目を集めたばかりですが、アントレプレナーシップ教育でも自治体・産業界と連携し、強力に推進しています。

「NTTグループによる東北大学でのアントレプレナーシップ・プログラム「アントレプレナー入門塾」の実施」（2024.02.16　NTT）はこちら

上記のプレスリリースによれば、「SENDAI STARTUP CAMPUS」形成等に係る協定を昨年の7月に東北大学・仙台市・宮城県・NTTグループで締結されていたようで、2024年よりいよいよ始動ということなのでしょう。

「産学官協働による「SENDAI STARTUP CAMPUS」形成に関する協定の締結について」（2023.07.25　仙台市）はこちら

SENDAI Global Startup Campus (SGSC)はこちら

主な連携・協力事項は以下の通り。

SENDAI STARTUP CAMPUSを形成に向けた取り組み

スタートアップの創出と発展に向けた取り組み

多様なイノベーション創出に向けた取り組み

IOWNを活用した革新技術の創出に向けた取り組み

街づくりに資する取り組み

スタートアップに必要な場と機会を共に創出し、地域活性化を図るということなのでしょうが、単なる都市間競争だけに留まらず、仙台市そのものをスタートアップの地にしていきたいという印象を受けました。

何せ、上記のSENDAI Global Startup Campus (SGSC)を見てみると、UCバークレーなどの海外の大学とも連携を目指しているようですし、ナノテラスを始めとする先端技術研究施設との連携もおこなれるようですから、街そのものを巨大なキャンパスに見立てていると言えるでしょう。

ちなみに東北大学とNTTグループは以下の３拠点です。

東北大学スタートアップインキュベーションセンターはこちら

NTTアーバンネット仙台中央ビルはこちら

福岡もスタートアップの拠点としては活気がありますので、各地でこういった拠点が形成されていくと政府が目指しているエコシステムが構築されていくのしょうね。楽しみな動きです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

（参考記事）