大学生の就職活動と言えば、リクナビやマイナビなどにまずは登録して、そしてインターンシップに参加してというのがもはやスタンダードになっているかと思いますが、膨大な人数の中の一人になることは否めません。その分、様々な企業と出会えるというメリットも享受できますしね。

とは、言いながら、個人的には大学のキャリアセンターって、もっと学生の可能性を広げるサポートが出来るのではないかなと個人的には常々思っているわけです。例えば、普段の大学での学びや活動がダイレクトに企業に伝わるとか、もっと地元の企業との出会いを知ることができることか。しかも、それがシステムでかなりの部分が解決できるのではないかなぁと思っていましたら、やはり既に取り組んでいる大学がありました。しかも5年も前から自前でシステムを構築している大学が。

「新しくなった千葉商科大学独自の就職マッチングサイト「me R AI(みらい)」

学生と企業のミスマッチを解消!」( 共同通信PRWire)はこちら

この「me R AI」という就職マッチングサイトでは既に企業からのスカウトの仕組みも導入済みのようで、至れり尽くせり。学生のスキルシートの改良もしているようでして、今後も利用者数も増加するでしょうし、活用する企業も増加することは容易に予測がつきます。少しでも新卒段階でのミスマッチの確立を下げること。千葉商科大学の教職員の方々の取組みに深く敬意を表したいと思います。

スカウト型と言えば、以前に記事で読んだことがあったので、少し紹介。

「就活、静かに進む機会格差 「スカウト型」増加にご用心」(2023.03.28 日本経済新聞)はこちら

一見、学生側にも企業側にも「オーディション型」にはないメリットが見えてきますが、当然、俎上にそもそも乗らない学生も出てくるわけですから、こういった認識は送り出す側である大学も持つ必要があります。千葉商科大学のようにその仕組みを内製化してなるべく自大学の学生に不利にならないように大学が両者を繋ぐという役割を持つことは必然と言えば必然です。地方に立地する大学であればあるほどこのような役割は重要になってくることでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)


1件のコメント

25年卒業の就活生を対象とした「希望する居住地に関する調査」結果が公表されています – 大学よもやま話 · 2024-03-06 07:32

[…] 大学が自前の就職マッチングサイトを持つ時代が来ています 「マイナビ 2025年卒 大学生 インターンシップ・就職活動準備実態調査(12月)」結果が公開されています カテゴリー: 大学 タグ: 就職活動 […]

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