周南公立大学と言えば、私立の徳山大学から公立化した大学で2022年度から開学している大学です。このたび、新たに学科(情報科学部情報科学科)が開設されることに伴い、株式会社ラキールとの連携をし、データサイエンス教育を強化するプレスリリースが公表されています。
「企業のDXを推進するラキールが山口県の周南公立大学と学生のデータサイエンス教育、地域の活性化を目的に連携開始!」(2024.01.10 LaKeel)はこちら
情報系でもデータサイエンス学部と言えば、滋賀大学や武蔵野大学を始めとした先駆者に見られるように産学連携はもはや前提条件となっているようで、カリキュラムに始めから組み込まれているようです。
滋賀大学 学びの特長はこちら
「滋賀大学の研究機関「データサイエンス・AIイノベーション研究推進センター」を通じて、多数の企業や自治体と連携。ほぼすべての教員が企業や自治体と連携した研究に携わっています。連携先と実際に調査を行って分析をする授業もあり、最新技術や各分野の課題にふれることができます。」
武蔵野大学 「未来創造プロジェクト(PJ)」(武蔵野大学データサイエンス学科 学科の特長)はこちら
「1年次後半から卒業まで行われる「未来創造プロジェクト(PJ)」を通じて、研究グループ・企業との共同研究や官公庁との委託研究に携わるなど、実課題の解決に向けた実践的な学修を行います」
データサイエンスに関するプログラムは政策上、全国の大学での開講を推進していますが、産学連携に基づいた実践的なプログラムがスタンダードになりそうです。
ただし、気になる点が。
生成AIの急速な浸透により、データサイエンティストの役割は変化してくるのではないかと予測しています。これから精度がたかまってくることは間違いはないでしょうから、実際の作成は生成AIの役割となりそうです。
その点も含めて、今後も着目していきたいところです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
(参考記事)
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