大学の海外拠点が拡大しています（名古屋大学・京都大学）

名古屋大学と言えば、岐阜大学と統合し、東海国立大学機構を立ち上げるなど進取の気質に富んだ大学というイメージがありますが、この度、海外に拠点、しかも法人を立ち上げたというプレスリリースが流れていました。

「シンガポールに法人を設立しました ～日本の国立大学として初、アジアでの拠点を強化～」（2023.11.30　名古屋大学）はこちら

名古屋大学は以前からシンガポールにはグローバルキャンパス準備室を設立していましたので法人を設立してシンガポール国立大学との連携した教育研究のプログラムを始動させるとのことです。

このプレスリリースに触れてそう言えば、最近、新聞記事で確か京都大学も拠点をシンガポールに設立したという報道があったなぁと思い出し調べてみるとありました。

「京大、新興育成へ海外拠点増設　アジア・米で5カ所整備」（2023.12.12　日本経済新聞）はこちら

京都大学ではシンガポールに続いて米国・ニューヨークにスタートアップの海外拠点を開設するとのこと。

元々、京都大学には海外拠点として、欧州拠点（ドイツ・ハイデルベルク）、ASEAN拠点（タイ・バンコク）、北米拠点（米国・ワシントンD.C.）がありますので、スタートアップの拠点として今後も増やしていく計画とのことです。

「北米拠点開設1周年記念式典を開催しました。（2019年11月20日）」（2019.11.20　京都大学）はこちら

既に海外拠点を持っている上にスタートアップの拠点も設けるなんて、さすが大規模大学という印象です。ここを起点に日本の大学においてもスタートアップのエコシステムが構築されていくことを期待したいところです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

（参考記事）