大学の地域貢献度調査結果が公開されています（名古屋市立大学）

日本経済新聞社が全国の765校の大学を対象に行っている本調査で、以下の記事のタイトルにありますように名古屋市立大学がトップになっています。

「大学の地域貢献度調査、名古屋市立大学がトップ」（2023.11.22　日本経済新聞・会員限定記事）はこちら

詳細は、是非上記の記事をご覧いただきたいのですが、前回調査（2年おきだそうで、2021年度）でも同大学がトップだったようで、連覇ということですね。

ランキングが掲載されていますので、拝見すると興味深いのはその設置区分です。名古屋市立大学がトップということは公立大学が上位を占めているのだろうと思いきや、さにあらず。トップテンには公立大学がもう一大学だけということで、他はほぼ国立大学でした。

意外と言うか、もちろん、調査項目の指標にもよるので、別にそこに寄せる必要はないかと思いますが、それでも公立大学が多くあって欲しいというのは単なる個人的なイメージなのでしょうね。

ちなみに調査項目は、大学組織・教育制度・企業・行政・SDGsなどで構成されており、今回からデジタル人材の養成や留学生の地元就職率などが追加となっているようです。

そして、今回のランキングでもう一つ注目したいのは、唯一、私立大学でランクインした近畿大学ですね。確か、前回調査では立命館大学がランクインしていましたので、それよりも高い順位でランクインしている近畿大学はさすがです。狙っていたような気もします。

近畿大学の場合、産官学連携も積極的に行われていますし、学生の起業支援にも力を入れていますし、建学の理念も「実学」が入っていますしね。

近畿大学リエゾンセンターはこちら

今回の調査でもある一定の規模を確保している大学がランクインしていますので、もっと小規模大学に特化した地域連携の調査があると見てみたいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

（参考記事）