近畿大学と言えば、何をおいても国内初を目指しているようなイメージがありますが、今回の下記の試みは他の大学でも既に取り組んでいるとは思いますが、先進的な印象を受けます。

「自動配送ロボットを用いた実証実験を近畿大学構内で実施 常設運行に向けてHakobotと近畿大学が共同研究 ~9月24日(日)のオープンキャンパスでミネラルウォーター配布の実証実験を実施~」(2023.09.15 NEWSCAST)はこちら

以前から大学キャンパスは社会実装のための実証実験には最適な場所だと個人的には思っていまして。

というのも、

・ある程度の規模が確保出来ること

・敷地内の人員が限定出来ること

などからどの大学でも同様の実証実験はできるはずと踏んでいます。

実は、この視点を持ったきっかけがありまして。

「ハウステンボスは「最先端ロボット」実証実験の場 長崎」(2016.11.02 産経新聞)はこちら

どうでしょうか。近畿大学の事例と酷似している印象は受けませんでしたでしょうか。

ハウステンボスと言えば、長崎にあるテーマパークで、HISの沢田氏が経営再建に乗り込んだところでもあります。そのハウステンボスの条件がまさに大学にも当てはまるのではと思ったのがきっかけでした。

ちなみに、上記の記事で紹介されている変なホテルは既に、全国に18店舗、海外に2店舗展開されていまして、需要はあるけれども人材不足の業界の状況を受け、まさに時流に乗っていると言えるのではないでしょうか。

先駆的な試みはその時点では海のものとも山のものとも判断がつきませんが、取り敢えず、トライアンドエラーを繰り返していくことで収斂していくことは間違いないと思います。まずはその一歩を大学が踏み出せるかどうか。その差は大きいと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)


1件のコメント

551HORAIのアイスキャンディーを5510本提供されるオープンキャンパスがあります – 大学よもやま話 · 2024-08-01 21:33

[…] 大学構内での実証実験は多岐に亘っています(近畿大学) カテゴリー: 大学 タグ: オープンキャンパス近畿大学 […]

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