久しぶりにロバート・デ・ニーロの映画を鑑賞。リュック・ベッソン監督の映画だというのも知らず、マーチン・スコセッシ監修というのも知らず鑑賞。
主人公は元マフィアの幹部で、家族を引き連れて、何かの司法取引をしてFBIの庇護を受けながらの海外生活をしている。
もちろん、ひと目がつかないような場所ということで、田舎での生活を強いられているし、定期的に移動も必要な模様。面白いのが、家族皆がマフィアから足を洗ったもののちょくちょく元の顔(凶暴な側面)を見せる。
全てを肯定できるものではないものの、それぞれが現状を受け入れ、生きていこうとする姿勢には学ぶべきところもある。
ままならないこともあるのが世の常。そのままならないことに直面した時にどのように対応するのかはとても大切。
強かに柔軟に、時には信念を持って対応しつつ、そして、ユーモアも忘れずに。
それにしても、豪華な出演陣。ロバート・デ・ニーロも良かったが、久しぶりに見たミシェル・ファイファーは年老しても上品な美しさを見せてくれたし、トミー・リー・ジョーンズは変わらない大人な渋さを見せてくれた。年をとるのも悪くない。
『マラヴィータ』2013
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