邂逅(かいこう):思いがけず出会うこと。めぐりあい。

いやぁ、いい言葉ですねぇ。邂逅。

先日、国立音楽大学と滋賀大学の連携協定締結のプレスリリースが発表されていて、その中で音楽とデータサイエンスの関係性を邂逅という言葉で表現されていました。

「【プレスリリース】音楽とデータサイエンスの邂逅 国立音楽大学と滋賀大学が連携協定を締結」(2023.07.20 国立音楽大学)はこちら

アートとサイエンスの関係性は、一般的なイメージとしては二律背反のように捉えらえていた時代もあったかと思いますが、最近はその親和性に触れる記事も多々見受けられるようになりましたので、対立するものとは捉えていない人の方が多くなっているのではないでしょか。ただ、論理的に考えるのは素人にはなかなか難しく、言葉で説明するまでには腹落ちしていないのもまた事実でして。

ということで、探してみると、本当に分かりやすく解説していただいている記事も多々あり、例えば、「美術とデータの二面的な関係」について下記の記事は事例をもって分かりやすい解説がなされています。

「思考探索の時間を最適化していく?美術館のデータ利用」(2019.10.19 MOERNTIMES)はこちら

しかし、作品の鑑賞時間の少なさには驚くばかりですが、言われてみればそんなに立ち止まった記憶もなく、それだと本当に“鑑賞”しているのかも怪しいものかもしれません。

他にも数学者である藤原正彦先生の書籍を読んだ際には数学と美との関係性に唸らされた記憶があります。

数学とアートの関係性を分かりやすく解説している記事もありますのでよろしければ浸ってみてはいかがでしょうか。

「数学とアートの世界-3種類の数学的な美しさについて-」(2020.06.09 WAKARA)はこちら

国立音楽大学と滋賀大学のと連携協定が今後、どのような結果を生み出すのか、もしかすると音楽家を目指す学生も普通にデータサイエンスを学ぶ日が来るやもしれません。そもそも文理の垣根を取り払おうという趨勢からすれば当然な動きなのかも。今後に期待したいところです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)


1件のコメント

新学科新設に伴う産学連携が拡大しています – 大学よもやま話 · 2024-01-16 11:33

[…] アートとサイエンスの邂逅(国立音楽大学・滋賀大学) 30秒感想:お茶の水女子大学と京都ノートルダム女子大学が文理融合データサイエンス教育に関する覚書を締結 30秒感想:データサイエンスの産学連携授業 カテゴリー: 大学 タグ: データサイエンス学部周南公立大学 […]

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