３０秒感想：芝浦工業大学が学科制から課程制へ移行します

今回のテーマは、芝浦工業大学の改組についてです。

「【芝浦工業大学】2024年4月に日本最大規模となる工学部の改組を実施　首都圏初の「課程制」本格導入へ — 社会の要請に応える技術者養成へ向けた工学部の教育改革 –」（2023.04.28　大学プレスセンター）はこちら

芝浦工業大学、攻めてますねぇ。おそらく事業計画に基づいて、着々と進めているだけなのでしょうが、矢継ぎ早に施策が打たれている印象を受けます。学内での議論も踏まえた上でしょうから、生き残りのための本気度が伺えます。大学内の議論は一般企業からすると果てしない労力と時間がかかるものですから、芝浦工業大学の現執行部と旧執行部の方々の努力とリーダーシップ力は凄まじいものがあったと推測できます。

さて、具体的な改組の内容ですが、大きくは学科制から課程制へ移行するということのようです。詳細は下記のページをご参照ください。

芝浦工業大学工学部課程制 特設サイトはこちら

では、この改組をすることで芝浦工業大学は何を目指しているのか。

ひとつは、学科縦割りにならないようにすることと分野融合型の教育研究の展開。

ひとつは、研究室への配属を早めてより実践力を磨くこと。

それを上記のページでは、４つのポイントにまとめています。

１．分野の垣根を超え、工学は新しい時代へ
２．こう変わる　課程制工学部の学びの流れ
３．幅広学びを具現化する分野別科目群と副コース認定制度
４．卒業研究は２年間

芝浦工業大学のことですから、単科大学の強みを最大限に活かすため今後も進めていくのでしょうね。期待したいです。

ちなみに工学改組課程長座談会なるものが公開されていますので、ご参考までに。

「工学部改組 課程長座談会」（芝浦工業大学）はこちら

あと、事業計画もご参考までに。

「2023年度　学校法人芝浦工業大学　事業計画」（芝浦工業大学）はこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

（参考記事）