今回のテーマは、「ChatGPT」の授業での活用についてです。

「甲南女子大学で「ChatGPT」を授業に活用 〜AIとの共創を学ぶ授業を4月より展開〜」(2023.04.06 甲南女子大学)はこちら

上記のプレスリリースでポイントの一つとして挙がっていますが、授業で「ChatGPT」をどのように扱うのか。これ、以前の記事でも取り上げましたが、大学教育だけでなく、小中校と様々な議論を呼んでいます。
甲南女子大学の場合、文学部メディア表現学科での授業ということですので、学びの分野と合致していることが導入の大きな要因のひとつだと言えます。

新しい技術が出現してくると取り敢えず禁止の方向に行きがちですが、取り敢えずを進める方向に持ってくることは実は勇気のいることだったりします。例え、甲南女子大学のように教育内容に親和性があったとしても、話題となり議論の的となりがちです。そこを敢えて進めていくところに好感を持ってしまうのは私だけではないはず。大学は教育機関でもありながら、研究機関の側面も持っていますから、実験の機能は絶えず持っていたいものです。かっこよく言うと社会の“ラボ”ではないかと。

ということで、肯定的な意見がないかと探してみると、ありました。さすがは米国ですね。意見の多様化が担保されている国ではあります。

「ペンシルバニア大准教授、授業で「ChatGPT」利用を奨励–「目覚ましい」成果」(2023.02.22 ZDNET)はこちら

AIに丸投げという姿勢ではなく、共に産み出すという姿勢。勉強になります。とある番組ではChatGPTを相談相手として活用するよう指南している報道もされていました。サポートアイテムとしての役割を担うツールとしての認識ですかね。と言いながら、私も使用したことがありませんので、早速、Bingに変更することから始めてみようかと。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)

カテゴリー: 大学

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