英姿颯爽

アカツキ強盗団
昭和の犯罪史を彩った面子も齢70歳を超えている。
くる年の波には抗えず、あちこちガタが来ているにも関わらず、とあることから現役復帰。

最後の最後まで、どこが結末なのか予想がつかない展開。ということで相変わらず飽きさせない没入感。

思ったよりも長いスパンの物語であるにも関わらず、疾走感があるところが、読んでいて清々しくもあり、憎らしくもある。

一つ言えることは、今見えている世界が全てではないこともあり、後から分かるということもままあること。やはり、一歩も二歩も引いてみることは大切だなと。ややもすれば視野狭窄になりがちだが、視野を広げれば見えなかった、気づけなかったものも見えてくるもの。

ということで、オススメ。

最後まで読んでいていただき、ありがとうございます。
今後もよろしくお願いいたします。





横関大(2019)『アカツキのGメン』.双葉社.


(参考記事)

https://takayamaclub.matrix.jp/columns/reading-impressions-yokozekidai-17/

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