今回のテーマは、私立大学の高専生編入学制度についてです。

「早稲田大学が高専生の編入学制度を始める狙い 24年度開始、理工系3学部対象」(2023.02.01 ニュースイッチ)はこちら

いよいよ早稲田大学もかぁという印象です。国立大学ではもはや仕組みとして構築されている高専生の4年制大学への編入学制度ですが、これを機に有名私立大学における編入学制度も浸透していきそうです。ただし、論説委員の山本氏のご指摘の通り、3年次に編入したとして、あとの年次を私立大学へ入学する希望者がどれくらいいるのだろうかとは記事の感想として持ってしまいました。国立大学の場合、入学定員が限定されていることから定員規模が私立大学とは大きく異なりますので、高専校生が受ける印象も異なるのではないかと。以下の記事の通り、約4割が専攻科へ進学するか、もしくは4年制大学への編入学しますし、売り手市場の昨今の採用状況でどれだけ私立大学への進学を希望するのかは定かではありません。企業での高専生への評価も高いようですし。

「大学生よりも優秀?高専生が注目される理由 技術者や研究者として必要な行動力がある」(2019.10.08 東洋経済オンライン)はこちら

以前にも記事にしたことがありますが、教育プログラムの輸出も行っており、その質の高さは折り紙つきです。あとは、上記記事にもありますように中学生への知名度ですかね。ただ、それも徳島県に新しい私立の高等専門学校(神山まるごと高専)が開設しますので早晩、席巻しそうではありますが。高専生の活躍に期待したいとことです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)


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