３０秒感想：医学部のＳＴＥＡＭ教育について

今回のテーマは、医学部のＳＴＥＡＭ教育についてです。

「課題を見つけ、解決する力を育む医学部初のSTEAM教育への試み「MEdit Lab 順天堂大学STEAM教育研究会」が発足、専用サイトオープンへ」（2022.11.09　順天堂大学）はこちら

このたび、順天堂大学で新しい試みとしてSTEAM教育研究会が立ち上がりました。詳細は上記プレスリリースをご確認いただきたいのですが、ことの発端は、2020年に経済産業省が公募した「学びのSTEAM化」実現に向けたSTEAMライブラリー事業での採択から始まっているようです。

このMEdit Labのコンセプトは以下の５つ。

• 医学と医療を学ぶコミュニティ
• 「リベラル・アーツ医学」の発信サイト
• MEdit Lab教材開発のための研究所
• 高大産学連携で取り組む息の長い学びの場
• 偶然を必然に変えていく学びの実験室

スタンスは医学部だけにとどまった教育だけでなく、中高生をはじめとした一般の人々にも広く医学が浸透していくことを目的とされているようで、そう言えば、これだけ医療の重要性が認識されている時代にも関わらず、一般社会で生きる人々と医療って少し壁があるイメージですよね。何かあった時に接点を持つという感じでしょうか。ですが、もっと早い義務教育の段階からそして、社会に出てからも接点を持ち続けることが実は最大のリスクヘッジになるのだとコロナ禍を経た今だからこそ、皆さん実感できるのではないでしょうか。公衆衛生というワードもこの３年ですごく見かけるようになりましたしね。

それにしても、代表者の小倉加奈子先生は熱い方ですね。是非とも研究会サイトをご覧になってください。なるほどなぁということが多く勉強になります。

最後までお読みいただき、今後ともよろしくお願いいたします

今後ともよろしくお願いいたします。